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詩を読む会で大震災と詩について

ここでは、「詩を読む会で大震災と詩について」 に関する記事を紹介しています。
4月10日の詩を読む会は6名が参加しました。小林そのさんが病気で出られませんでしたが、応援に来てくれた雨宮さんや徳武さんが初参加しました。進行役の石関みち子さんが自作「盆おどり」、「となりの人」、「足」、山本熊之助「大男」を朗読。

肩がゆらぎ 腰が追い
左足に右足がトンと連れそい くるりとまわり
いつの間にか
太鼓だけのリズムになって
影絵のように舞い踊る
もしかして
あの世から来た人たちも
踊りの中に居はしないか
(「盆おどり」)

盆踊りにはお迎えした霊といっしょに踊る意味合いがあること、盆踊り笠で顔を隠す意味など興味深い話をされました。

八町敏雄さんが自作の詩集から大震災で犠牲になられた方への弔詩「天に昇った魂はいま」など、雨宮さんは気に入ったネルーダの詩「春のオード」を朗読。
東日本大震災のあと、詩集が飛ぶように売れていると新村さん。金子みすずの詩などがテレビでたびたび放映されて、詩に心を癒す力があることを多くの人が感じ取ってきているとの話でした。

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