
奈切哲夫さんは博光の無二の親友でした。しょっちゅう博光の家を訪れて二人で囲碁をしていました。温厚な紳士で、特に声が魅力的でした。聞く人の心を和ませるような穏やかな低い声でした。1965年に急に亡くなったとき、博光は相当つらかったと思います。「さわやかな風─わが友奈切哲夫への挽歌」で「きみのひろい額がそこにやってくる/するとそこにはもう/さわやかな風がそよぐのであった/詩のようなもの 音楽のようなものがただようのだった」「その人間そのもの その存在そのもので/詩人であるような詩人」だったと書いています。
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