
「まもろう平和!習志野市民の集い 2010」が船橋のきららホールで開かれました。

詩人で作家の辻井喬さんが「変わる世界でどう生きていくか」というテーマで講演。
・・・世界不況のなかで、G20に向けて世界銀行総裁がドルを基軸とする通貨体制の転換を提言したのは重要なニュースだが、日本の商業新聞はきちんとコメントしなかった。鳩山首相(当時)の発言にアメリカ政府が不快感を示したというニュース記事も、日本の新聞が勝手につくったもので、アメリカ現地の新聞にはなかった。日本の商業マスコミは傘に蔽われてしまっていて自主的な立場で報道しようとしない。キューバに行ったときの体験でも、日本はアメリカ政府の方針に最も忠実に従っている。ホテルはヒルトンもシェラトンもハイアットもずらっとならんでいるが、日本のホテルは一軒もない。・・・
興味深い話が続き、まだまだ話したいことがいっぱいあるというところで時間切れとなりました。


辻井さんの「心をつなぐ左翼の言葉」(かもがわ出版)を購入してサインしていただきました。「言葉の力によって、いかにして憲法を守り、連帯の輪を広げていくのか」をテーマにしたこの本に今日の講演の内容が書かれています。特に文学の分野の戦後から今日までの動きを民主主義的な視点で解説しており、とても参考になります。

俳優の石鍋多加史さんが「ベロ出しちょんま」の語りを熱演。最後に全員合唱の指揮をされました。

90歳になる佐久間まささん(右)と渡辺京子さん。母親運動のリーダー同士だそうです。

民衆を大事にするキューバ社会主義の現状を教えて下さったキューバ在住の宮本眞樹子さん。
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