

読売ホールは満席、島本さんは大勢のファンを前に熱演しました。
曲目は<1部>サントワマミー 夢の中に君がいる~恋心 誰もいない海 イカルスの星 ラ・ボエーム 帰り来ぬ青春 群衆 時は過ぎてゆく 今、今、今 希望に満ちて
<2部>生きること マリア 友は戦場から戻らなかった リリー・マルレーン ドイツから 子供の頃 涙 愛しかない時 水に流して 愛の讃歌 すばらしい時 (アンコール)桜んぼの実る頃
歌とあわせて舞台照明も美しく、目で見ても楽しめるのですが、今回はピアノやサックスなどの演奏も素晴らしいと感じました。
島本さんのシャンソンはフランスの雰囲気を楽しむという趣向ではなく、歌を通して愛と人生をふり返る、戦争と平和を考えるという姿勢が一貫しています。
愛の歌としては、「サントワマミー」と「ラ・ボエーム」、アンコールの「桜んぼの実る頃」、いずれも過ぎ去った恋の思い出を歌う珠玉の曲が美しくて印象的でした。
島本さんが大事にしている「硬派」の歌、今回は「友は戦場から戻らなかった」と「ドイツから」が戦争の悲惨さを力をこめて訴えて迫力がありました。さいごの「すばらしい時」では、歌手生活40周年を迎えられたことへの感謝の気持ちを「皆さんの前で歌っている今の自分は最高に幸福」と歌であいさつ。
おわりに「70歳になったけれど、これからも悔いのないように続けますから、最後まで見届けて下さい、来年5月の武蔵野市民文化会館でのリサイタルは、無理をしないで小ホールですると言っていましたが、小ホールではモチベーションがわかないので大ホールですることにしました」と意欲的な発表をしてファンを喜ばせました。
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