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多喜二・百合子賞お祝いの会など─西條八束「大島博光さんをしのんで」(6)

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 多喜二・百合子賞お祝いの会など
                             西條八束

 一九八五年に、大島さんが詩集『ひとを愛するものは』で多喜二・百合子賞を受賞された時の奥様の喜びは、どんなに大きかったかと思われる。そのお祝いの会には、今は亡き姉三井嫩子も元気で出席し、「大島さん、コミュニストのくせに奥さんを働かせておいて、お酒ばかり飲んでいてはだめじゃないの」などと、型破りなお祝いの言葉を述べるなど、なごやかで楽しい会であった。大島さんの奥様は、その頃すでにおみ足が不自由に見受けられたが、喜びに輝いておられた。
 その翌年三月には、五五〇頁におよぶ『大島博光全詩集』が刊行され、その頃までの大島さんの詩作の全貌をはじめて知ることができたが、その巻末に解説を書いておられる土井大助氏によれば、この本にまとめられた詩は、すべて奥様がたんねんに収集・整理されたものということである。
(『詩人会議』2006年8月号)

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