11月3日の大島博光生誕100年記念のつどいで「信州文学と大島博光」と題して講演される東栄蔵先生は文芸評論家として信州の文学を中心に数々の評論を書いています。伊藤千代子研究家としても知られ、伊藤千代子没後70年記念事業(1999年7月、諏訪)で記念講演「伊藤千代子の生と死-近代文学研究の視座から」を行ない、「信州の近代文学を探る」(信濃毎日新聞社)で伊藤千代子の獄中書簡とその夫・浅野晃の手記を初めて公表しました。
【プロフィール】
1924年10月長野市生まれ。早稲田大学専攻科修了。信濃毎日新聞社文化部記者、長野県高等学校長、長野女子短期大学教授、長野市民教養講座運営委員会代表兼講師などを歴任。現在、長野県国語国文学会顧問、日本社会文学会会員、日本文芸家協会会員。評論「高橋くら子と長野県水平運動の創立期」により第2 回部落解放文学賞評論部門賞受賞。編著『鷹野つぎ―人と文学』により第1回山室静佐久文化賞受賞
【主な著書】
忘れられた学校 (教育新書) (1955年)
「破戒」の評価と部落問題 (明治図書選書 4) (1977)
「破戒」の評価と部落問題 続 (2) (明治図書選書 27) (1981)
藤村文学への新しい視座 (1979年)
伊藤千代子の死 (1979年)
信州の近代文学―人と作品 (1991)
横田文子人と作品 (1993)
文章講座作品集―私にも書けました (1995)
大江磯吉とその時代 藤村の「破戒」のモデル (2000)
信州 異端の近代女性たち (2002)
信州の近代文学を探る (2007)
- 関連記事
-
-
松代で大島博光生誕100年記念のつどい 2010/11/03
-
長野市民新聞に紹介記事 2010/10/31
-
東栄蔵先生プロフィール 2010/10/19
-
西條八十の素顔─西條紀子さんを囲んで座談会 2010/10/11
-
白の家の仲間たち展 パート1 2010/08/07
-
この記事へのコメント
過去の自分の記事ですが、「島崎藤村」に関してトラックバックをさせて下さい。 <m(__)m>
この記事のトラックバックURL
http://oshimahakkou.blog44.fc2.com/tb.php/775-01eef45c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック