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劇団だるま座「煙が目にしみる」

ここでは、「劇団だるま座「煙が目にしみる」」 に関する記事を紹介しています。
煙が目に
今年の「市川よい芝居の会」は劇団だるま座の「煙が目にしみる」。
すでに霊となって火葬を待っている北見と野々村は、四方山話をしながらうち解けて、いっしょにあの世への旅をすることに。突然の肉親との別れに複雑なわだかまりをもつ二つの家族だったが、野々村の母親・桂ばあさんだけは二人の霊を見、会話することが出来た。北見に若い恋人がいることを知ったばあさんは電話して呼び寄せる。やってきた恋人を北見の娘は拒絶するが、「亡き人を偲ぶのは家族だけではない、認めてあげて下さい」とばあさん。恋人の持ってきたビデオから北見の亡き妻への愛情がわかり、娘も心を開く。
野々村の妻と子供たちもばあさんを仲立ちに亡くなった父親へ心の丈をぶちまけてしまい、わだかまりが解きほぐされていくのだった。
ばあさんの活躍に会場は爆笑と共感に包まれた。笑いの中で家族の絆を考えさせる芝居だった。

煙が目に
幕の後のあいさつで「こんなに広い会場で大勢の方に観ていただいたことはなかった」と感激。それほど良く入った観客席に「市川よい芝居の会」の定着と客層の厚みを感じました。

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