<作者より>
当初は、自画像から出発しましたが、徐々に人間の存在そのものにせまりたいという方向に変わっていきました。従って再現描写は遠ざかり、内面が形となってあらわれたもののみを描出したいと願い描きました。
当初は、自画像から出発しましたが、徐々に人間の存在そのものにせまりたいという方向に変わっていきました。従って再現描写は遠ざかり、内面が形となってあらわれたもののみを描出したいと願い描きました。
<作者より>
油絵のための習作として描きましたが、画材の違いから生じる描き方とその効果を考慮してみました。ガラス細工のようなピンと張りつめた透明感を求めて描いてみました。
油絵のための習作として描きましたが、画材の違いから生じる描き方とその効果を考慮してみました。ガラス細工のようなピンと張りつめた透明感を求めて描いてみました。
<作者より>
人間はこれまで道によって生活圏を際限なく拡大してきました。さまざまな障害にぶつかりながらもそれを超えようとする、橋はそんな人間の意志の強さの象徴のように思えるのです。
人間はこれまで道によって生活圏を際限なく拡大してきました。さまざまな障害にぶつかりながらもそれを超えようとする、橋はそんな人間の意志の強さの象徴のように思えるのです。
<作者より>「黒のトルソ」石との出会い
9月の始め 北アルプスの笠ヶ岳に登った。頂上の朝は快晴だった。そこからの眺めの中乗鞍岳の後方に御嶽山の雄姿があった。
私が白の家の仲間にして頂いたのも12年前の9月に御嶽山の頂上小屋で白の家の会員だった熊谷榧さんに出会ったのがきっかけだった。そこから石との付合いが始まり会員の先生方のご指導を受け今回の作品になった。
昨年の作品のコメントは 『石』にむかうときは『無』
この気持ちは今でも持ち合わせている。
9月の始め 北アルプスの笠ヶ岳に登った。頂上の朝は快晴だった。そこからの眺めの中乗鞍岳の後方に御嶽山の雄姿があった。
私が白の家の仲間にして頂いたのも12年前の9月に御嶽山の頂上小屋で白の家の会員だった熊谷榧さんに出会ったのがきっかけだった。そこから石との付合いが始まり会員の先生方のご指導を受け今回の作品になった。
昨年の作品のコメントは 『石』にむかうときは『無』
この気持ちは今でも持ち合わせている。
<作者より>
近年、ネパールに行った時に、今まで経験したことのない違う世界に来たという感じを得ました。ヨーロッパにも長く居たことがありますが、これらの「先進国」が失ったものがあるように思いました。人と人とのつながり、自然との共生、宗教(霊魂)との一体などです。非人間的な近代化による管理社会、合理化などにより人間的つながりを破壊されてるこの社会とは随分違います。最近まで王制が残り、カースト制度もあるネパールには古い形での社会と農業、宗教があって、それらが人々の関係を繋ぎとめているようです。山の神もネパールでは生活の中に居ます。
現実に存在し得ないものが居るということは心豊にならないでしょうか。昔は日本にも山の神、田の神は普通に居ましたね。
近年、ネパールに行った時に、今まで経験したことのない違う世界に来たという感じを得ました。ヨーロッパにも長く居たことがありますが、これらの「先進国」が失ったものがあるように思いました。人と人とのつながり、自然との共生、宗教(霊魂)との一体などです。非人間的な近代化による管理社会、合理化などにより人間的つながりを破壊されてるこの社会とは随分違います。最近まで王制が残り、カースト制度もあるネパールには古い形での社会と農業、宗教があって、それらが人々の関係を繋ぎとめているようです。山の神もネパールでは生活の中に居ます。
現実に存在し得ないものが居るということは心豊にならないでしょうか。昔は日本にも山の神、田の神は普通に居ましたね。
<作者より>
長野県富士見町葛窪にあるかじがはら石彫のアトリエに通い始めて5年目になりました。
昨年の夏より手掛けた牛を出品させて頂きました。制作過程は、作りたいものを発泡スチロールで作り、それを石彫場へ、多くの石の中からこれだと思う石を探しだし、幸いにイメージ通りの石が見つかり早速制作に取りかかりました。昨年は一応形だけ、今年に入って色々な過程をへてどうにか豚のような牛をようやく牛らしくして、磨きを掛けて丁寧に仕上げて行きました。1つの作品を作ることはとても楽しいでした。
長野県富士見町葛窪にあるかじがはら石彫のアトリエに通い始めて5年目になりました。
昨年の夏より手掛けた牛を出品させて頂きました。制作過程は、作りたいものを発泡スチロールで作り、それを石彫場へ、多くの石の中からこれだと思う石を探しだし、幸いにイメージ通りの石が見つかり早速制作に取りかかりました。昨年は一応形だけ、今年に入って色々な過程をへてどうにか豚のような牛をようやく牛らしくして、磨きを掛けて丁寧に仕上げて行きました。1つの作品を作ることはとても楽しいでした。
(撮影 藤田観龍氏)
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