作者より
「風の子」シリーズは、私が小学校に勤めていた時の作品です。「輪回し」は自転車屋さんが寄付してくれた車輪を棒で押して転がしていくんですが、これが中々難しくておもしろい。私も夢中になりましたが、子どもにはかないません。タイヤ跳び越しは、10連ぐらいのタイヤをトントンとリズム良く跳んでいくのですが、子どもたちの身軽で速いことに感心させられました。両作品とも青空のもと、自由で無心に遊んでいる子どもたちの軽やかさとのびやかさを表現したいと思いました。
作者より
標高1000m、甲斐駒ケ岳と八ヶ岳に囲まれた石彫場でノミを振るいました。あまり細かい部分にはこだわらず比較的早い時間で彫りました。少し首を傾げ手を合わせた優しい表情で、普段は石彫場の隅で皆さんの製作 状況を見守っています。
作者より
御影石を使った壺です。内側は電動のカッターなどを使いましたが、外側はノミだけで彫っていきました。ゆっくりと、少しずつ、三年かけて作ったもので、無心にでき上がった形です。石の存在感を感じていただけたら・・・と思います。野の花やススキなどを差すと、石の美しさがひきたちます。
(撮影 藤田観龍氏)
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