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記念美術展の作品(2)

ここでは、「記念美術展の作品(2)」 に関する記事を紹介しています。
美術展
「ダンシング」  楜澤 禮子
<作者より>
 数年前のこと、インドの旅で岩壁に彫り込まれたヒンズー教の神・シバの踊る姿(ダンシング・シバ)のレリーフを見た。巨大な岸壁のかたさと、シバの踊っている線の柔らかさの対比が心に残った。
 いざ自分の彫る石に対面した時、インドで感じた固さと柔らかさ・自然と人工・意識と無意識──という対比と調和のひらめきがこの石を刻ませた。
美術展
「羽根のかたち」  上原 佳代
<作者より>
 拾った羽はトンボの羽だった。大きいトンボだったのか、とても立派に見えた。ピンとはった羽の先は、ところどころ破れていて、羽の主が生きた時間を思わせた。
 松の木で作った。羽の穴から空が見えた。
 破れても、折れても、精一杯生きたかたちは美しい。そのことをカクニンしたくて、私は作品を作っている。

美術展
「GIGI」  新間 千代香
<作者より>
 Francis GIMAZANE 通称ジジはフランスの古い友人で、とてもやさしく楽しい人だ。立派な人なのにとても謙虚で、惚けてみせては皆を笑わす。そしてジジといる時は食いはぐれと飲みはぐれは絶対にありえない。酒と食をこよなく愛する人だから今は少しからだが心配です。ジジの首は、なかなかカタチが見えてこなくてたびたび手が止まった。カタチそのものよりもカタチの存在する空間にジジのやさしさが漂ってくるように感じたとき少しずつ手が動くようになった。

美術展
「うずくまる人」  大橋 雅子

ジュエリー
「ジュエリー」 池浦 宗子

(撮影 藤田観龍氏)


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