
葛飾柴又から斉藤さんご一家が美術展を見に来てくださいました。
葛飾昔ばなし研究会の斉藤昭一さんは「信濃の山川。そしてこちら記念館のガイドの方の熱意に博光さんの片鱗を見ました。これから赤坂橋近辺の信濃、博光さんの青年時代を想い、見て行こうと思います」
昭和27年早稲田の卒業生。博光訳の「フランスの起床ラッパ」を学んだと言われる斉藤美代子さんは
「約60年前、私はアラゴン、エリュアールに酔っていた。その光の陰で大島博光先生は"訳者”と言うことのみでしっているだけで、ご自身の詩は知らなかった。あの時代の何と人の心の熱かったことか。ロマンに満ち夢に満ちていたことか。60年の月日のうちにその花はしおれかけていたが、今日アラゴン、エリュアール、大島先生の詩にふれ60年前の日々がよみがえって血が湧いた。しおれた花も水を吸い再び咲き誇りたい!あの時代の空気をまた胸にいっぱい吸い込めたこの日を」
新宿ともしびの店長の斉藤隆さんは「吉祥寺のともしびに博光先生が来てくださっていたのを覚えています」
それぞれの思いを胸に来ていただけて、うれしい限りでした。

今朝の信濃毎日新聞を見て、「好きなものですから・・・」と酸素ボンベを持ちながらタクシーで来てくださいました。仕事にも関係されているようでしたが、突然の激しい雨に「また来ますから」と、お名前も伺えないまま帰られた方もいらっしゃいました。
新聞を見たと、若槻から来たご夫婦は「姉を連れてくれば喜ぶと思う。はなやでお蕎麦が食べられることが解ったのでもう一度でなおしてきます」と。
赤旗新聞の美術欄で知ったと言われて、千曲市から来てくださった宮坂さん。とても嬉しい一日でした。
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