
思い出そう 戦後最初のメーデーを
はためく旗を かがやく顔を
腕をくんで歌った誇らかさ
あの五月の朝の晴れやかさ
思い出そう 六〇年安保を
国会議事堂をとりまいた
人民の怒りのうねりを 渦を
そのときそこにわたしもいた
長い旅だから身がるがいい
あとの水をにごさないように
できるなら その水のうえに
風の足跡を残してゆきたい
はためく旗を かがやく顔を
腕をくんで歌った誇らかさ
あの五月の朝の晴れやかさ
思い出そう 六〇年安保を
国会議事堂をとりまいた
人民の怒りのうねりを 渦を
そのときそこにわたしもいた
長い旅だから身がるがいい
あとの水をにごさないように
できるなら その水のうえに
風の足跡を残してゆきたい
戦後最初のメーデーのわきあがるような晴れやかさと六〇年安保闘争の国会行動の熱気を毛筆文で書いています。
最後の連もふくめて詩「旅支度」からとっています。
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