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『大島博光語録』 ゴーシュロン(3)

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(3)
やはり仕事はあせってやっちゃいけないね 時間をかけてやるべきものだね
一稿より二稿のほうが よほどいいよ はじめはただの直訳のようでね
二稿のほうは 詩になっているよ 作者の言わんとすることをくみとらないと

そこは訳するものの自由だよ 作者の言わんとしていることを くみとらなくちゃ
直訳して これでよしじゃあ

この二行はいらないんだ éparpiller repousser (辞書のロベールには)いい意味が
無いねぇ そっち(プチラルース)は? 押し戻すという意味があるんだ 
デモ隊を押し戻す そういう意味だよ

ゴーシュロンの『死神』 訳注はつけなかった めんどくさくなっちゃって
復活だよ もう筆をおろそうかと思っていたころの(訳詩)だもの
つけ狙う死神

(お正月五日)
あなたいつから会社? ぼくも勉強しようっと

(ラグビーシーズン最後の試合が終わって)
祭りは終わった これで勉強できるよ

毎日書いているのがいいんだね でも書けない時もある

"europe”の最新号は 詩の特集だけど ゴーシュロン先生は出てこない
日本のも 二つ三つ出ているけど HAIKUに短歌だって
"europe”もゴーシュロン先生を入れないようじゃ

アラゴンも パリ解放された後がひどかったらしいね
そんなものは無かった 抵抗の詩なんて ちょっと触れたようなものだって
(つづく)
(尾池和子『大島博光語録』) 

 
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