
国立民族学博物館は大阪の万博博覧会記念公園の中にあります。



ご招待いただいて開会式に出席しました。

続いて明日からの公開に先立って内覧会へ。

独特な形や色鮮やかな作品が満載です。



生命の木(メキシコ)

サルワの板絵(ペルー)

パブロ・アマリンゴ「精霊の神話的変化」(ペルー)

第4章 民衆芸術の拡大:記憶と抵抗の過程

サルワの板絵「呪われた者たち」(ペルー) 軍によるゲリラ掃討作戦を描いている。

アヨツィナパ文書(メキシコ) 2014年にアヨツィナパ師範学校の学生43人が警察と軍関係者によって拉致され行方不明となっている。コロンブス時代の絵文書のスタイルで権力による暴力を植民地政府がアステカ王国の先住民におよぼした暴力に例えて批判している。


大島博光記念館所蔵のアルピジェラが展示されています。


オアハカ刺繍(メキシコ)

「新型コロナウイルスと良き政府」エディルベルト・ヒメネス・キスペ(ペルー) 政府のコロナ対策への不満を記録。



4月15日に開催のゼミナールには酒井朋子先生も講師をします。
酒井先生は図録にも執筆されていて、今日の会にも参加されていました。

巨大で色鮮やかなトーテムポール
ラテンアメリカの民衆の多種多様な、独特なエネルギーに満ちた芸術と、
権力への抵抗の表現であった作品に触れられて、素晴らしい展覧会でした。
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