山本隆子さんがエッセイ「春になったら」(『詩人会議』特集──大島博光とわたし)の中で、「一九九〇年頃の夏、吉祥寺の喫茶店で大島先生からできたての詩「冬の歌」をみせてもらったが、翌年送られてきた詩集『冬の歌』には「冬の歌」という題の作品は見当たらない」と書いています。詩「冬の歌」はどういうものなのか、気になりましたが、「不幸は忍び足で」の最後のフレーズ
最後まで希望を太陽を抱いてゆくことだ
それが冬にうち勝つ きみの冬の歌だ
を思い出して、この詩のことかも知れないと思いました。
この詩の初出とある『民主文学」1989年8月号を国会図書館オンラインで調べたら、「冬の歌」の題で載っていました。
内容は同一です。題だけを「不幸は忍び足で」に変えて詩集に載せたことがわかりました。
最後まで希望を太陽を抱いてゆくことだ
それが冬にうち勝つ きみの冬の歌だ
を思い出して、この詩のことかも知れないと思いました。
この詩の初出とある『民主文学」1989年8月号を国会図書館オンラインで調べたら、「冬の歌」の題で載っていました。
内容は同一です。題だけを「不幸は忍び足で」に変えて詩集に載せたことがわかりました。
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