寝室の机上の青と灰色の花瓶
その花瓶大切なものだからね 割らないでね 編集の仕事をしていた時 何しろ
当時僕の給料が百五十円の時代に 四十円もしたんだから あとは全部飲んで
銀座の画廊何て言ったけ 日動? そうそうそこで 買ったんだから これだけが
残っているよ 青春のね
西條先生の一番弟子が私 その次が彼なんだよ 会合で会うとね 彼は顔を見ないんだよ
私は資本主義に迎合するようなものは作らない
散歩中公園の銀杏の木の下まで歩かれ 木に寄りかかられて 青いコートで
あぁ しあわせだ bonheur(ボヌール)だよ 太陽を浴びて
soleil(ソレイユ)だ
(尾池和子「博光語録1」)
その花瓶大切なものだからね 割らないでね 編集の仕事をしていた時 何しろ
当時僕の給料が百五十円の時代に 四十円もしたんだから あとは全部飲んで
銀座の画廊何て言ったけ 日動? そうそうそこで 買ったんだから これだけが
残っているよ 青春のね
西條先生の一番弟子が私 その次が彼なんだよ 会合で会うとね 彼は顔を見ないんだよ
私は資本主義に迎合するようなものは作らない
散歩中公園の銀杏の木の下まで歩かれ 木に寄りかかられて 青いコートで
あぁ しあわせだ bonheur(ボヌール)だよ 太陽を浴びて
soleil(ソレイユ)だ
(尾池和子「博光語録1」)
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