草稿『武蔵野詩集』 目次
1. 二月の風 大島博光 (二月の風/吹きまくれ/吹きとばせ/暗い暗い冬を)
2. ツルの仲間 窪木冬衛 (妻が過労で倒れた)
3. 夜の裏通り 金井重雄(国立町在住「弾跡」グループ) (いつ平和な世界になるだろうね)
4. 生きる権利はかわらない 紅林美江 (捨て猫)
5. サンタクロースは来ない 淡英明 (貧乏人の家にはサンタは来ない)
6. 田舎 麻和近 (自慢のセガレ)
7. T・Fさんに 小宮千代子(横河電機) (春は近いのです)
8. 脱柵 栗栖康雄(村山病院) (柵を超えて麦の中行けば──朝から晩まで働き続ける農民)
9. 仕事着のポケットの中で歌う 末次正寛 (あんまり生活が重いので手ぬぐいはいつも汗と涙をにじませている)
10. 壁 末次正寛 <角笛7号> (ふと口すぐんだ/にくしみのるつぼのひとふしに)
11. 冬がきた 末次正寛(角笛同人) (冬に負けない)
12. 写生 山岡和範 (1952年 米軍宿舎・グリーンパーク建設反対運動) (戦車の轟音がひびく軍用道路)
13. 一九五三年の八月六日に 山岡和範(「武蔵野」同人、武蔵野文芸懇談会)(広島平和国民大会、三多摩平和大会)
14. 煙突 大山昭一 (旧中島飛行機の煙突が再び戦争屋の手先に)
15. めぐみ 大山昭一(電気通信研究所) (田んぼで授乳)
16. 府中地區署にて 谷敏雄 (軍需生産に抵抗して捕われた兄貴、黙秘で)
17. ベットにて 海原満 (平和の詩一つ作った 病床のささやかな満足感にひたっている)
18. 君達はなぜ帰らないのだ 海原満 (米兵へ)
19. 平和な通研の屋上で 阿木燈火 (米軍宿舎反対 武蔵野市のグリーンパーク)
20. 碑のうた 鳥居明人 (米軍横田基地)
21. ねがい 母の日に寄せて 井川さとみ (新しい社会をつくるために)
22. ダンスの歌 山路源兵衛 (六畳のうす暗い畳の上で. 僕ははじめてダンスをした 日曜の晩にダンスをしている)
23. 石 山路源兵衛 (メーデー事件?)
24. 俺はプリンター 高木廣士 (今夜のうちにやらねばならぬ/ぜひともおえねばならぬ/時速千枚刷りの/この労働を断ってはならぬ)
25. あなた達の所え帰りたい 井田京子(府中病院群灯詩話会) (夏草が風に鳴り/紫色の夏枯草が 群がり咲く/丘のはずれに立つと/見えるあなた達)
26. 母の日に想う 大和田理恵(府中病院) (今夜も安内職をしているお母さん)
27. 多摩火工犠牲者に寄す のざわ・きくお(府中病院「群灯」)(工場の爆発でなくなった労働者)
28. 療養から職場え帰る女(ひと)に松葉ボタンをおくる歌 まさる(府中病院群灯詩話会)
29. 夏の街工場 平山幹男(武蔵野電気) (労働者の貧困)
30. バスの停留所で 高澤定子(村山病院どんぐり会)(横田基地)
31. 人間らしく生きたいから…… 海波隆造 (日雇い労働者)
32. 電車がだんだん混んでくる 海波隆造 (メーデーバンザイ)
33. 風に 山村恵也(村山病院) (5月の匂いが病室に流れている/生活に疲れ倒れてしまった僕には/その匂いの刺激が強すぎる)
34. 雨雲の下で──六月十八日の小平を詩う 唐木田明雄 (1953.10.25 立川基地の戦闘機墜落)
35. 山は俺達のものだ 宇佐美静治(武蔵野火炎びん事件被告)
36. ある風景について ひらしま・しげお (B29の悪夢)
37. 私は信じる 強いあなたを さき・かづ子 (メーデー事件)
38. 52年のメーデー きいれ・まこと (メーデー事件)
39. 夜明けのために きいれ・まこと(国立高校) (俺は今夜もビラをはる)
40. ふうせん<審理を要求しているパージされた友を訪ねて> 栗田良平(電気通信研究所)
41. 小さな集い 犬吠埼紹介
42. 暗い夜 五味眞理子 (終電ちかいこの電車に/今夜も 沢山の人がもみあっている)
43. 母さん 左みち子 (病床の父・母が夜なべ仕事)
44. 看護婦さん 田中利男
45. 工場近くの道で たに・としお (米軍基地ではずかしめられた労働者)
46. 無題 島泰子(横河電機) (肌寒い9月の晩/私は座って静かに/本を読んでいるけれど/何か心が落ち着かない)
47. 小河内谷のじじいが歌 こばやし・つねお(「武蔵野」同人)(軍事基地のための発電所)
*小宮山量平が所蔵していた「武蔵野詩集」原稿のこと
1. 二月の風 大島博光 (二月の風/吹きまくれ/吹きとばせ/暗い暗い冬を)
2. ツルの仲間 窪木冬衛 (妻が過労で倒れた)
3. 夜の裏通り 金井重雄(国立町在住「弾跡」グループ) (いつ平和な世界になるだろうね)
4. 生きる権利はかわらない 紅林美江 (捨て猫)
5. サンタクロースは来ない 淡英明 (貧乏人の家にはサンタは来ない)
6. 田舎 麻和近 (自慢のセガレ)
7. T・Fさんに 小宮千代子(横河電機) (春は近いのです)
8. 脱柵 栗栖康雄(村山病院) (柵を超えて麦の中行けば──朝から晩まで働き続ける農民)
9. 仕事着のポケットの中で歌う 末次正寛 (あんまり生活が重いので手ぬぐいはいつも汗と涙をにじませている)
10. 壁 末次正寛 <角笛7号> (ふと口すぐんだ/にくしみのるつぼのひとふしに)
11. 冬がきた 末次正寛(角笛同人) (冬に負けない)
12. 写生 山岡和範 (1952年 米軍宿舎・グリーンパーク建設反対運動) (戦車の轟音がひびく軍用道路)
13. 一九五三年の八月六日に 山岡和範(「武蔵野」同人、武蔵野文芸懇談会)(広島平和国民大会、三多摩平和大会)
14. 煙突 大山昭一 (旧中島飛行機の煙突が再び戦争屋の手先に)
15. めぐみ 大山昭一(電気通信研究所) (田んぼで授乳)
16. 府中地區署にて 谷敏雄 (軍需生産に抵抗して捕われた兄貴、黙秘で)
17. ベットにて 海原満 (平和の詩一つ作った 病床のささやかな満足感にひたっている)
18. 君達はなぜ帰らないのだ 海原満 (米兵へ)
19. 平和な通研の屋上で 阿木燈火 (米軍宿舎反対 武蔵野市のグリーンパーク)
20. 碑のうた 鳥居明人 (米軍横田基地)
21. ねがい 母の日に寄せて 井川さとみ (新しい社会をつくるために)
22. ダンスの歌 山路源兵衛 (六畳のうす暗い畳の上で. 僕ははじめてダンスをした 日曜の晩にダンスをしている)
23. 石 山路源兵衛 (メーデー事件?)
24. 俺はプリンター 高木廣士 (今夜のうちにやらねばならぬ/ぜひともおえねばならぬ/時速千枚刷りの/この労働を断ってはならぬ)
25. あなた達の所え帰りたい 井田京子(府中病院群灯詩話会) (夏草が風に鳴り/紫色の夏枯草が 群がり咲く/丘のはずれに立つと/見えるあなた達)
26. 母の日に想う 大和田理恵(府中病院) (今夜も安内職をしているお母さん)
27. 多摩火工犠牲者に寄す のざわ・きくお(府中病院「群灯」)(工場の爆発でなくなった労働者)
28. 療養から職場え帰る女(ひと)に松葉ボタンをおくる歌 まさる(府中病院群灯詩話会)
29. 夏の街工場 平山幹男(武蔵野電気) (労働者の貧困)
30. バスの停留所で 高澤定子(村山病院どんぐり会)(横田基地)
31. 人間らしく生きたいから…… 海波隆造 (日雇い労働者)
32. 電車がだんだん混んでくる 海波隆造 (メーデーバンザイ)
33. 風に 山村恵也(村山病院) (5月の匂いが病室に流れている/生活に疲れ倒れてしまった僕には/その匂いの刺激が強すぎる)
34. 雨雲の下で──六月十八日の小平を詩う 唐木田明雄 (1953.10.25 立川基地の戦闘機墜落)
35. 山は俺達のものだ 宇佐美静治(武蔵野火炎びん事件被告)
36. ある風景について ひらしま・しげお (B29の悪夢)
37. 私は信じる 強いあなたを さき・かづ子 (メーデー事件)
38. 52年のメーデー きいれ・まこと (メーデー事件)
39. 夜明けのために きいれ・まこと(国立高校) (俺は今夜もビラをはる)
40. ふうせん<審理を要求しているパージされた友を訪ねて> 栗田良平(電気通信研究所)
41. 小さな集い 犬吠埼紹介
42. 暗い夜 五味眞理子 (終電ちかいこの電車に/今夜も 沢山の人がもみあっている)
43. 母さん 左みち子 (病床の父・母が夜なべ仕事)
44. 看護婦さん 田中利男
45. 工場近くの道で たに・としお (米軍基地ではずかしめられた労働者)
46. 無題 島泰子(横河電機) (肌寒い9月の晩/私は座って静かに/本を読んでいるけれど/何か心が落ち着かない)
47. 小河内谷のじじいが歌 こばやし・つねお(「武蔵野」同人)(軍事基地のための発電所)
*小宮山量平が所蔵していた「武蔵野詩集」原稿のこと
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