丹下敏明氏からベルガモの絵ハガキ

モンブラン越えの博光夫妻をベルガモの町まで車で送ってくれた丹下敏明夫妻から絵ハガキが届いていました。博光夫妻はヴェローナで歌劇を見る予定だったのですが、あるいはヴェローナまでつきあってくれたのでしょうか？

　

バルセロナ　1975年9月12日
前略、ベルガモでは大変失礼いたしました。べローナの翌日に少し眠りすぎて起きたら昼を過ぎていました。
早々我々の方もフィレンツェへ向かったわけですが、まあフィレンツェでお逢いできるだろうにと思っていたのですが、残念にも出逢うにはあまりに大きな町のようでした。3日ほどいてシエナへ行きましたが、歯が痛くなり、それ以降ずっとついてまわり、あまりいい旅ではありませんでした。再びベルガモへ戻って歯　局へ行き２本（？）抜かれ、7本治療をされました。今だに少々痛みますが、モンブラン、ベローナまでが一番いい旅でした。一昨日再びバルセロナへ戻ったのですが、スイスやフランスを通ってきたせいか、　　な旅行にみえてきました。しかし何といっても忘れがたいのがバルセロナです。そして今日黒猫をもらいました。全身黒なのに、胸と腰にオレンジ色のビキニを付けています。ベルガモでは本当に失礼いたしました。奥様にもよろしくお伝えください。
丹下敏明　コリン
大島博光様