ピサグアは太平洋に面したチリ北部の港。連帯ビカリアによる度重なる抗議が実り、1990年に強制収容所の調査が行われた。その結果、集合墓地が発見され、20の遺体が発掘された。ほとんどが軍政下で行方不明になった人々のものと同定された。このアルビジェラでは、科学捜査班がピサグア収容所を訪れている。発掘の現場を見ている人たちもいる。「海を目の前にし、天然の要害である山々を背にして、逃げ出すことは不可能な場所で、逃亡を企てたとの理由で殺害された」と刺繍に記してある。
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