(『エルザの狂人』─ 2章 大臣アブル・カシム・アブド・アルマリクの空想的な生涯)
この詩は、一四四〇年のグラナダ郊外ベガで行われた戦いを歌ったもので、そのときスペイン側は、カトリック王フェルディナンの指揮のもとに、四万の歩兵と一万の騎兵が戦った。
「切り落せ・・・・・・キリスト者の拳を」というのは、アラゴンがイスラムの側に立って、これを書いていることを示している。
(自筆原稿)
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