パブロ・ネルーダ「春のオード」

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そうして勝利の春はつぎのように歌われる。

 春のオード

怖るべき季節よ 狂い咲くバラよ
きみはやってくるだろう
きみはそっと知らぬまにやってくる
顫える翼や
霧とジャスミンの花のくちづけのように・・・
風が緑の手紙を運んでくる
木木がそれを読み
木の葉たちはふたたび
世界を見つめ始める・・・
・・・
小娘のような季節よ
わたしはきみを待っていた
さあ この箒をとって世界を掃ききよめよう・・・
そのとき人間は解放されるだろう
貧困から 塵芥(ちりあくた)から 借金から
傷口から 苦しみから
おお 貧乏人たちのいなくなる夜の季節よ
貧乏もなくなる季節よ
香ぐわしい季節よ
きみはやってくるだろう
きみはやってくる
道の上を進んでくるきみが見える・・・

(新日本新書「パブロ・ネルーダ」)

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