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博光日記1984.5.17 日赤にて手術前

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(A5ノート)

けやき



一九八四年五月十七日 朝 日赤にて手術前。曇。

「あやまちは犯しませんから」
ヒロシマの死者たちにそう言う者がいるとすれば
それはだれであろうか
まさか日本人民ではないであろう
ヒロシマの非戦闘員 市民たちを大量虐殺したのは
日本人民ではなくて
原爆を投下したアメリカの帝国主義的な支配層である。それもできたてのホヤホヤのである。
この謎めいた碑銘についてモラヴィアは注釈していう
「最初はあやまちであったかも知れない。しかし二度目からは犯罪となるであろう」と。
いや、最初も犯罪だったというべきであろう。
マンハッタン作戦の製作者と実行者たちは戦争犯罪史から消えることはないだろう。
日本人民があやまちを犯したとすれば
それは侵略戦争に反対しなかったことである

いまヒロシマに落とされた原爆よりも
二〇倍も威力のあるトマホークが
日本の港や海をうろついている
そして全人類を 生きとし生けるものを
何度も根絶やしにできる量がある
そんな巨大なむだと浪費をやめさせよう
もしいま 戦争に 核戦争に反対しないならば
それこそあやまちをくりかえすことになるであろう
世界から鷲や鷹はいらない
鳩ばかり舞う空を

アメリカの鷲に追従する風見鶏は
不沈空母に日本を差し出したりして
あやまちをくりかえしているではないか
トマホークを自由に迎え入れたり
それは人民にたいする裏切りであり犯罪である

「安らかにお休みください もう二度と
ピカドンを落とさせないように闘いますから」


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