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大島博光年譜5−2 1946年〜1947年 

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一九四六年(昭和二十一年)三十六歳
 一月、「そんね」(詩)を「新詩人」(小出ふみ子編集)に、「忘られし園」(詩)を「近代詩苑」(北園克衛・岩佐東一郎 「文芸汎論」の後継誌)に発表。二月、長男朋光出生。同月、ルヴェルディ「風と精神」を「新詩人」に発表。同月、長野市で開かれた日本共産党の演説会へ行きその場で入党。「一九四六年二月のある雪の降る日、日本共産党の演説会が長野市でひらかれた。演説をきいて感動したわたしはその場で入党申込書に署名した。わたしにこの決意を堅めさせたものは、学生時代にかいま見た党の姿の雄々しさであり、「帝国主義戦争は敗北に終わるであろう」という党の戦前の見通しの正しさが眼の前で歴史的に証明されたことへの驚嘆であり、そうして戦争中のあの穴倉のなかの詩から抜けでたい、抜けでなければならないという激しい願望と衝動であった。」(『大島博光全詩集』 「あとがき」)「むろんこの入党には、わたしが学生時代に読んだ『共産党宣言』の記憶、その頃の学生運動のなかでかいま見た党の姿などが、わたしのなかによみがえって大きく作用していたのです。」(「千曲川のほとりの思い出 「多喜二・百合子賞」受賞に際して」 「民主長野」 一九八五年三月)この後、日本共産党更植地区委員会結成に参加する。また戦後第一回総選挙闘争のため、松代近在の村々で選挙の応援演説に参加する。三月、「新しき詩のために」(エッセイ)を「新詩人」に発表。五月、「緑の泉」(詩)を「ルネサンス」に、アラゴン「讃歌」を「新詩人」に発表。六月、アラゴン「マニトゴルスク(ママ)の愛人たち」を「新詩人」に発表。七月、「昆蟲記」(詩)を「新詩人」に発表。九月、「詩と詩人について」(エッセイ)を「新詩人」に発表。

一九四七年(昭和二二年)三十七歳
 一月、「ヴァレリイの詩について」を「現代詩」に発表。三月、「詩に音楽性を」(エッセイ)を「新詩人」に発表。五月、ヴァレリー「詩神」を「現代詩」に発表。八月十一日、共産党の文化講座で「詩について」と題して講演をする。十月、「風のように」(詩)を「詩学」(岩谷満編集発行)に、「ランボオの芸術と生活」、「地獄の季節」、「愛の砂漠」を「肉体」(ランボオ特集号)に発表。十一月、「フランス詩壇について」を「新詩人」に発表。十二月、「アルチウル・ランボオ二章」を「文壇」に発表。

(『狼煙』85号 2018年4月 重田暁輝編集)

山中湖



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