文芸評論家の東栄蔵先生がこの10月に逝去されていたことを長野市民新聞のコラム記事で知りました。コラムを執筆した和田登さん自身も10日後に信濃毎日新聞の追悼文で知ったそうです。遺骨は遺志により千曲川に散骨されたようで、その理由は大島博光の詩「友よ わたしが死んだら」のなかで遺骨は故郷の千曲川にと書いているのに共鳴していたからという。そこには人間は互いに争うことのない自然から生まれ、自然へ回帰する存在であることを思い返してほしいというメッセージがあるようだと和田さんは結んでいます。
東栄蔵先生は2010年11月に長野市で行われた大島博光生誕100年のつどいで「愛と平和の詩人 大島博光」と題して講演をされ、2012年に評伝「愛と平和の詩人 大島博光」を「信州の教育・文化を問う」(文藝出版)に著しています。
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