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ラグビーの歌

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ラグビーの歌
                             大島博光

闘牛場のようなグラウンドをいっぱいに
ボールを追ってひたすらに走る若者たち

岩のような集団(フォワード)と集団とのぶつかり合いから
組んだスクラムの力学から戦端はひらかれる

舞台まわしのようなスクラム・ハーフの機敏な動き
そしてS・Oから戦略のボールが宙に舞う

バックスの速度ある 千変万化の戦術が
敵の防御ラインを翻弄し 突破する

ボールをめぐって若い肉体がぶつかりあい
ボールをつなぎ パスし ドリブルし

一瞬にひらめく反射神経の美技・美学は
あざやかにボールをつないでトライに結びつける

そして いならぶ敵味方の 間隙を縫って
猛進するF・Bの逆襲ほど 胸のすくものはない

そしてまた 秋空高く S・Oのきめた
ドロップ・ゴールほどに鮮やかなものはない

そしてまた 味方のゴールへとつっ走る
敵を一発で倒すタックルほどに見ごたえのあるものはない

闘牛場のようなグラウンドいっぱいに
青春がはじける つっ走る ぶつかり合う

(自筆原稿)
────────────────────
何度見てもいいねぇ ラグビーの写真
昔 秩父宮へ行っていた頃 いかにも上流というかんじのご婦人が いつも一人で来ているんだよ でもそれがいやみでなくきざでなくてね bon chic(ボンシック 趣味の良い)な
(「博光語録(尾池和子さん聞き書き)」から)

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