神奈川県立近代美術館でコレクション展「1937―モダ二ズムの分岐点」

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神奈川県立近代美術館

神奈川県立近代美術館でコレクション展「1937―モダ二ズムの分岐点」が開催されています。(11月5日まで)

神奈川近代美術館
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戦争前夜の1937年はモダニズムがひとつの頂点を迎えた年とされます。ヨーロッパで「パリ万博」や「退廃美術展」が開催されたこの年、「海外超現実主義作品展」が瀧口修造と山中散生の企画により開かれました。アンドレ・ブルトン、エリュアールらシュルレアリスムを国際的な運動にしようとしていた海外のシュルレアリストたちと連絡を取り合い、その協力を得て実現したのでした。

神奈川近代美術館
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興味が惹かれる膨大な展示品が。
名前だけ聞いたことのあるトリスタン・ツァラやマックス・エルンストのポートレートを初めて見ました。
ロルカとダリが一緒の写真。ファシストに協力したダリがロルカと……。
ロートレアモン『マルドロールの歌』にダリが挿絵を書いた豪華本。
ポール・エリュアールの詩、マン・レイの写真による詩画集 『ファシール』。影絵のように純化されたニーシェ(エリュアールの妻)のヌードが美しい。
エリュアール、ブルトンらがたくさんの手紙を日本に送っていることにびっくり。笠井裕之先生ら慶応義塾大学の研究グループと美術館の朝木由香さんとの共同作業により翻訳されて小冊子になっています。

神奈川近代美術館

記念館所蔵の『蝋人形』1936年10月号(瀧口修造に関する記事)が展示されています。(大島博光が『蝋人形』の編集に携わりシュルレアリスムの紹介に力を尽くしたとの解説)

神奈川近代美術館

エイゼンシテイン監督の映画「全線~古きものと新しきもの~」を上映していました。
「ロシア革命100年記念 エイゼンシテイン監督映画作品上映会とスライド・トーク」の3日目で、10月7日が「戦艦ポチョムキン」8日が「十月」でした。
スライド・トークをした籾山昌夫氏は2014年に展覧会「ユートピアを求めて ポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズム」を担当した方でした。

 ポスター


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