市長選

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市長選A
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こども



  市長選         嶋田誠三

街では 市長選挙が始まっていたが
私たちは集まった 私たちの雑誌を作るためだ
私たちは この地方都市で
「老人の活性化のために雑誌を出しているのだ」
文章を書くと脳が活性化されて長生きする
周囲の人は 老人を含めて冷笑していたが
参加者は意欲的になり、文章も上達し、
みんな一段と元気で 注目され始めている。
悩みは、みんなが意欲的すぎて長編の原稿が多くなったこと
私は同人雑誌などに関係してきたが、
原稿が集まりすぎて困るのは はじめてだ
同人は一○人、その半数は、八○歳以上
私が目指しているのは 九○歳代が主体になることだ
私の友人八三歳から九○歳の者はほとんど死亡したか、
ひとりでは外出もできない状態だ
私は九○歳を超えてもひとりぐらしだから
泣き言をいわず 人に頼らず 元気に倫快に生きていかねばならない
一年前 両膝が痛くて 歩行が困難になり
病院でレントゲンで診て貰ったら 両膝の軟骨がすり減っているという
そんなときでも私は 這ってでも食事の仕度もしなくてはならない
だから直そうと思うし 回復させている
それから一年 まだ正座は出来ないが、かなりさっそうと歩いている
昨年秋 レントゲンで検査をしたら 軟骨の回復はまだ僅かだが、
一キロ以上を早足でさっそうと歩けるのは 奇跡のようだと言う
教えにくいのだが わたしと一緒にやっていると 長生きのコツが
分かって貰えると思う

横道に逸れたが、集まった原稿を整理し始めた
「とにかく 平和憲法だ 先日市の九条の会講演会のH先生の『集団的自衛権と憲法9条』の講演は素晴らしかった。講演を全文載せてもいいくらいだ。夏の参議院選挙は、9条が争点になる」
その原稿は、半分で原稿用紙約四○枚ぐらいあるのではないか
「アベノミノスク」の破綻はどうか?」
「上がっていた株価が、今年になって乱高下だ。年金の積立金まで注ぎ込み株価を支えているというではないか」
「保育も問題は深刻だ。『保育園落ちた日本死ね』」で大騒ぎだ」
「アメリカの大統領予備選挙では民主党では、サンダース氏が大企業の献金は受けず、『民主社会主義者』を名乗り、国民皆保険、公立大学の無償化など、格差の問題を取り上げ、青年の圧倒的な支持で本目クリントン氏追っているという。あのアメリカで社会主義を掲げているのだ」
「格差では日本はアメリカ以上だ、非正規雇用労働者は労働者の四割になった。その上老人漂流問題も深刻だ。それなのになぜ日本では、若者が立ち上がらない?」
「日本は長いものにはまかれろ、みんなの行く方へ行けという国なのだ。それに見てみな。俺たちは漂流老人だろうか?」
「そうだな。下層だとは思うが何とか食っている。みんな厚生年金受給者だ」
「私の住んでいる市は、去年当選した三○代の共産党の議員が調べたら、滞納で保険証を取り上げられた無保険者の割合が、県内で一番多い市だそうだ。前々回の共産党の市議が調べたら、厚生年金で公務員の年金を野除いた厚生年金の平均が月六万七○○○円だという」
「これは聞いた話だが、子供が二人の母子家庭、母は勤めの給料では足らず、朝は新聞配達、それでも足りない、二○万にならない。夜飲み屋の手伝いにでも行こうかという話しだ」
「それでどうした」
「どうしたのだお前は」
「どうにもならないそれだけのことだ」
「みんなそうなのか」
「まあそうだ。まあなんというかそれなりにはやっている市長選も」
「候補者は格差問題も訴えている。市長選では」

私たちの文集は市長選が終わってから発行した。
「皆お年寄りなのに頑張っててますね」
「皆さんは前橋の頭脳です」
何とでも言うがいい 私たちは元気で長生きするためにやっているだけだ
でもみんな ますます元気なことは確かだ。それだけのことだ。

市長選 現職と共産党推薦候補の一騎打ち、
結果は 前回四年前の得票の 約三倍の得票
日本でも何かが変わってきたようだ
アメリカでは社会主義を掲げるサンダース氏が いぜん本目クリントン氏を追っているという
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