鈴木初江「大島博光を魚に」

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はなだ


(『稜線』 No.21 1987年1月)


 大島博光を魚に
 大島博光の全詩集と少し前にでた「ピカソ」の出版を記念して〝語る会”が十一月九日夜竹橋の「はなだ」で開かれた。手ごろな人数で楽しい会であった。大島博光の詩歴は長いが戦前からの友人は、もうそうは多くない。そして彼のシュールからコムニズムへの思想的遍歴も、彼のひたすらな生き方の自然な到達点であること−アラゴン始めフランスでは多い例だが日本では少い−も彼の人間的魅力を培ったのかもしれない。「フランスの起床ラッパ」は、戦争から解放された(生き残った)飢えた精神と胃袋にしみわたる大きな感動であった。それは大島博光の名とともに記憶された。アラゴン、エリュアールやがてランボオなどの詩が私たちに与えたものは、日本の新しい青春であった。エリュアールの「自由」を読んだ時の深い感激は今も忘れることはない。日本の詩人の大部分が戦争に吸いこまれていった時、フランスでは同時代の詩人たちがレジスタンスに起ち上っていたことなど彼自身の詩よりも訳業の方が、さまざまな年代の人から語られたのも象徴的であるが、大量の訳詩の上に大量の彼の詩には改めて驚嘆と敬意を抱くのである。(鈴木)
*11月8日の間違い

はなだ
朗読する秋村宏さん
はなだ
はなだ
鈴木初江さん
ふたばこ
三井ふたばこさん
はなだ
はなだ
服部伸六さん(左)
はなだ
近藤修博さん
はなだ
はなだ
小熊忠二さんと秋光

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