嶋田誠三さんからの便り

ここでは、「嶋田誠三さんからの便り」 に関する記事を紹介しています。
<「狼煙」をお送りいただき有難うございました。大島さんの文章を感動しながら読ませていただきました。私の講演の基本は、あの文章にそっていけばいいのだと思っています。利夫が戦時中なぜ詩を書き出したのか、日本の歌人や詩人たちが戦争に追従をしたのはなぜ。それは日本的情緒的・叙情性の弱点にあると、ヨーロッパの近代詩、シュルレアリズムへの傾倒。そして戦後の日本の現実に対峙し、民衆の立場に立った時、大島さんと出合い変革の詩を志します。利夫は、労働運動・農民運動の中で、自分の詩を磨き上げていきます。やがて朝鮮戦争が始まり祖国が危機に直面し、大島さんのアラゴンの「フランスの起床ラッパ」に出合い、「ふるさとの川の岸べに」「われらの街はささやきに充ち」を残して、革命運動の第一線に飛び込み、その実践の中からさらに民衆を決起させる詩を目指しました。そして幾つかのすぐれた詩を残しながらも、谷川岳登山中遭難します。
 利夫の詩は未完に終わりましたが、その詩作の全期にわたって、その詩は光かがいています。難解な詩もありますが、初期の詩も含めてできるだけ分かりやすい詩の解説もしたいと思っています。私は体調を崩して半年創作を休んでいましたが、九月に入って創作を再開。年末には「風の街」四三号発行の見込みです。>

*『狼煙』78号(2015年9月)に載せた「島田利夫と大島博光の交流」にたいして嶋田誠三さん(島田利夫の実兄)からお便りが来ました。来月(11月15日)開催する嶋田さんの講演「島田利夫と大島博光」は島田利夫の詩と人間について理解する良い機会であり、とても楽しみです。

嶋田誠三

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