9.30インドネシア大量虐殺を告発するドキュメンタリー映画─NHKニュースより

ここでは、「9.30インドネシア大量虐殺を告発するドキュメンタリー映画─NHKニュースより」 に関する記事を紹介しています。
9月30日が近づくと、50年前に300万人もの共産主義者の人びとが殺されたと言われたインドネシア大量虐殺事件が思い出されます。
この事件を告発するドキュメンタリー映画「アクト・オブ・キリング」と「ルック・オブ・サイレンス」をNHKの朝のニュース(6月10日)で紹介していました。

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インドネシア「埋もれた虐殺」

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映画をきっかけに、沈黙を続けてきた被害者の遺族たちが今、静かに声をあげはじめています。

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自分たちの家族に、いったい何が起きたのか知りたいのです。

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今、二つの映画が世界で注目を集めています。
50年前、インドネシアで起きた虐殺をテーマにしたドキュメンタリーです。

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一作目は3年前に制作され、続編となる最新作は来月、日本で公開されます。
映画はこれまで声を上げられなかった人たちに大きな変化をもたらしています。

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新作の公開に合わせて先週、日本を訪れたアメリカ人のジョシュア・オッペンハイマー監督。
9年にわたってインドネシアの虐殺について取材を重ねました。

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映画を作る者として、インドネシアに残る歴史の闇を伝えなければいけないと思ったのです。

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50年前、インドネシアで起きた共産主義の人たちに対する弾圧。

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犠牲者は50万人以上と言われていますが、その実態は闇に包まれています。

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一石を投じたのは、3年前に製作された「アクト・オブ・キリング」です。

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軍から命令を受けて虐殺を行ったというギャングや民兵組織の男たち。

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今も罪に問われることなく暮らす様子が写し出されています。

多くの人が殺害された現場では、

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自分がかかわった虐殺について悪びれもなく語っています。

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来月公開される続編「ルック・オブ・サイレンス」

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兄を殺された弟が、加害者を訪ね歩きます。直接問いただします。

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多くの民兵組織の幹部にたどり着きます。

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主人公が住む地域で有力政治家として地方議会の議長となっているこの男、
恫喝めいた言葉を口にしました。

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虐殺の加害者たちが今も権力を持ち、人々を恐怖に陥れています。

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これは今の時代の話なのです。

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映画はインドネシアでも上映された、大きな反響を呼びました。

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被害者や遺族の間で、真相を求める声が上がっています。

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中部ジャワ州のパティ県、
当時、最も弾圧の激しかった地域のひとつです。

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郊外の村に住むニャミニさんです。

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夫と父親は共産主義者の疑いをかけられ、殺害されました。

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これまで子どもたちにも虐殺のことを話してこなかったといいます。
当時のことを初めて語ります。

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夫はひどく殴られて 車に乗せられて 連れて行かれたんです。

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遺体すら 戻ってきませんでした。

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ニャミニさんは今、同じ地域でくらすほかの遺族たちと当時の体験を共有しはじめています。

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連行された夫に食事を届けようとしましたが、看守に踏みつけられました。
本当に恐ろしかったです。

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これまでは自分だけの秘密にしてきました。
話せばどんな危害があるか分からなかったからです。

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でも、ほかの遺族と会って ようやく声をあげられるようになりました。

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しかし、インドネシア政府は虐殺について
治安維持するためだったとして
詳しい事実関係を一切明らかにしてきませんでした。

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埋もれた虐殺の実態を明らかにしようと、調査を始めた人がいます。
被害者団体の代表をつとめるブジョ・ウントンさんです。

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虐殺の遺族や激しい拷問を受けた人に、直接話を聞き取ります。

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撃たれた傷ですね。
ほかにもありましたよね。

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胸の上の黒い部分が撃たれたアトです。

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今年2月、およそ200人の遺族たちを集め、聞き取り調査をしようとした時のことです。

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突然、警察や軍が現れ、調査は中止に追い込まれました。

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ブジョさんは、いまだに妨げられていると感じます。

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軍の担当者は「集会は危険だ。許可しない」と言いました。

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50年たった今も、軍などの一部は私たちを脅しているんです。

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半世紀を経てようやく歴史の闇に光を当てようと声を上げ始めた人たち。
その声にどう向き合っていくのかが問われています。

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オッペンハイマー監督は、国が負の歴史に向き合うためには国際社会からの関心も欠かせないと語っていました。


(「NHKニュース」2015/6/10 7AM) 



「ルック・オブ・サイレンス」は各地で順次上映されています。
東京では下高井戸シネマで10月に上映されます。
10/3(土)〜10/9(金) 19:00〜(終20:47)
10/10(土)〜10/16(金) 21:10〜(終22:57)


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