ネルーダ「銅」

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銅



(パブロ・ネルーダ『ニクソンサイドのすすめとチリ革命への賛歌』)

ネルーダとアジェンデ
アジェンデとネルーダ


*「これらの鉱山は・・・わが国における労働者階級形成の起源となり、その中からチリの社会運動が生まれたのである。これはラテンアメリカでもっとも重要な運動であった。他方、アジェンデが権力を握った時に実行した政策の中で、もっとも重要な、しかし、もっとも危険な政策は銅鉱山の国有化であった。ピノチェトが最初に実行した政策のひとつは、それを昔の所有者に返すことであった」(「戒厳令下チリ潜入記」岩波新書)
 銅

おれたちの銅は おれたちチリ人の腕から生まれた
だから おれたちは チリ銅と呼んだ
おれたちの大地は 銅で いっぱいなのだ

アンデスの山山の この地下に埋もれた太陽
おれたちの銅は そのひとかけらさえもが
北アメリカの 強盗どもの ものではない

だが かねてから 首までヤンキー化した
キリスト教民主党の 大統領 フレイは
おれたちの銅を やつらにやってしまった

哀れな 不屈な祖国は 掠奪された銅鉱を
奪い返す時を 待たねばならなかった
チュキカマタ*でも エルテニエンテでも

だから だれにも うなずけよう
勝利の旗を その手に 握るやいなや
サルバドル・アジェンデが さっと一挙に

北アメリカの 強盗どもの あの鋭い
牙のもとから 永遠に 銅をうばいとり
主権国チリの手に とりもどしたことが

*チュキカマタ、エルテニエンテには世界屈指の銅鉱があり、それぞれアメリカ資本に抑えられている。 
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