春の日は すばらしかった

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一九八九年六月二十六日(月曜日)

梅雨あけのような暑さ
   *
秒読みに追いかけてくる
時間の足音が 内部に聞こえる
冬の日の
嵐でも 火や灰が降っても
春の日は すばらしかった
人狩りがあり 人が忽然と消えた
築地署で 小林多喜二がむごたらしく
虐殺されたのも その頃だった
   *
ゆく道を見失い あてもなく おれは
さまよっていた 霧のなかを 泥道を
   *
そのときのテイピックを 異常なものを
在るものを 姿かたちをゆがめ その肉を腐らせ崩れさせ消してしまう

ワセダ


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