長野詩人会議機関誌『狼煙』77号
2015年3月発行 定価 500円
*「足袋」の詩、充実していて読み応えがあります。
・ボロ足袋から回収したコハゼをお手玉に入れて遊んだのに、戦時中鉄砲の弾にするために取り上げられた話、
・子供の時、母から新しい足袋を買ってもらったときの嬉しい思い出、
・舞台中継で見られる白足袋の動きの面白さ、
・子ぎつねと手ぶくろと足袋でやさしいかあさんを思い出す童話の世界、
・雪の夜、招き入れられて人肌の温もりに温まり、白足袋を残して消えた白い女のファンタジー。
・亡くなった妻の箪笥に取り残されていた白い足袋に、老の坂を独りでくだるわびしさ・・・
・着物を着て足袋を履くと、心も体も引き締まる、心が折れてしまいそうになるときに履くと前向きになれそう・・・
・別珍の赤い足袋に鈴のついた大きなリボンをつけて、特別に可愛がってくれた祖母。なんの恩返しもできなかった、喪服で履いた白い足袋の思い出。
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