詩人の果たすべき役割──川上勉先生の講演「ガリ版刷りのフランスの起床ラッパ」より

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詩人の果たすべき役割

アラゴンは 詩は民衆の闘いをうたい、民衆を励ます、当然、詩人自らが民衆の立場、民衆の側に身をおくこと、詩人はどんな弾圧に遭ったとしても、民衆のために詩を歌うことが大事になってくる。レジスタンスはそれだけ厳しい状況でしたから、詩人は命をかけてレジスタンスの詩を作った。アラゴンも逮捕されれば間違いなく銃殺されるという危険をおかしてまで民衆に訴えて、闘いに立ち上がろうという詩を作っていた。それが詩人の役割りと考えた。

命がけで闘う詩人、それはレジスタンスという特殊な時期だからで、ふだんはそういうことはないのではと考えるかもしれませんが、今の日本の状況でも、いつのまにか秘密保護法ができて、いつ、どういう理由で逮捕されるかわからない時代を迎えつつある。レジスタンスという特別な時期の問題ではない。

詩人ははどういう立場にたち、どういう覚悟を持って詩を作るかが非常に重要なこととなる。おそらく博光はレジスタンスの詩をとおして、彼らが生命をかけて、命がけで詩をつくっているからこそ真実の叫びが聞こえると考えたと思う。

(川上勉先生講演「ガリ版刷りのフランスの起床ラッパ」2014年10月25日)

川上
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