ジャン・カッスーの獄中詩(2)10番目のソネット

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カッスーソネット



 ところでカッスーはー八九七年にスペインのビルバオで生まれた。フランスに移って、かれは「人民戦線」に積極的に参加した。スペイン内戦の時代には反ファシズムの作家としていくたびもスペインを訪れた。そういうわけで、いくつかのソネットには、遠いスペイン内戦の苦い思い出が描かれている。一〇番めのソネットでは、詩人が妻といっしょに見たアンダルシアの村祭りが描かれている。

 楽しい村祭りの思い出もファシスト・フランコ軍の襲撃に暗くかげってしまう……「夏のさなか あいつはいきり立って……」というのは一九三六年七月十八日のフランコの反乱を指している。

(つづく)

<『レジスタンスと詩人たち』>
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