(8) 生活を変えたパッチワーク作り

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(8) 生活を変えたパッチワーク作り

縫う

パッチワーク作りは家族を探す女性たち、そしてスラム街の女性たちにとって自分たち自身をも変える経験でした。

掃除
二人

「女性たちにとってパッチワークをつくることはバラバラにされた自分たちの生活をつなぎ合わせることでした。パッチワークは心を癒やし、力をあたえました。そして収入だけでなく発言の場を与え、生きている実感をあたえ、ひどい状況にある国の一員だという意識を与えたのです。」(アゴシン)

ヌニアス

スラム街の制作所のリーダー、マリア・ヌニアスさんもパッチワークは収入の手段になっただけでなく、生活を根本から変えたといいます。
「チリの女性たちは夫との間にいろいろ問題を抱えています。ここでは男性優位の考えが根強いのです。夫たちは妻が家を空けるの嫌います。そのかわりもっと家のことをすべきだと考えるんです。」

夫
自信

「以前の女性たちは文句を言われてもじっと堪えるだけでした。今は違います。自分が確立してきたんです。自分をおとしめ黙っている必要なんてないとわかったんです。」

笑い

世界中に広まる

キューソ

チリのパッチワーク作りは他の国の女性達をも勇気づけました。
そしてペルーや南アフリカ、独自のパッチワークをつくりはじめました
カナダの人権擁護団体キューソもパッチワーク作り広めるために協力しました。
彼らはチリから人を招き、学校や女性団体などでパッチワーク作りの実演を行ったのです。
こうした活動によりチリのパッチワーク作りの技術はさらに広まっていきました。

キューソ

「小さなパッチワークは世界中に広まりました。特に南アフリカのソラトの女性たちに影響を与えたのは非常に素晴らしいことでした。
パッチワークは大変な状況のなかで普通の人間が勇気を持って行動すれば特別な人間になれるということを示したのです。」(アゴシン)

(つづく to be continued)

『パッチワークに願いを込めて ~ピノチェト軍政下・女性たちの闘い~』
"Threads of Hope" produced by CANAMEDIA PRODUCTIONS
・制作:カナメディア・プロダクションズ 1992年
・NHK教育「海外ドキュメンタリー」1999年2月12日 放送
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