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日本人男性の不思議さ・・・ペルーから来たマリアさん

ここでは、「日本人男性の不思議さ・・・ペルーから来たマリアさん」 に関する記事を紹介しています。
1992年に来日して植前武彦さんと結婚したマリアさんの話が革新懇通信「いちかわ」137号に載っていました。

 マリアさんは日本人に対して不思議に思うことが二つあります。なぜ日本の人たちは、いま生きている目の前の人生を楽しまないのか。ペルーでは毎週末には家族や友人その又知り合いと、大勢が集って、飲んだり唄ったり踊ったりと一日中遊び、語り、楽しみます。土・日になるとごろごろ寝ている夫を見て最初は病気かな、と思ったそうです。しかし今なら休日にはゆっくり休みたいと思う、余裕のない状態に置かれた労働者たちの気持ちは分かるといいます。
また、ミ・アモール(私の愛)、ミ・ビーダ(私の人生)、ミ・シェーロ(私の星)、「私の宝」、「私の全て」などと日常的に呼びかけるロマンチックなペルーの男性たち、それに比べて日本の男性たちは妻や女性たちを言葉で楽しませようとしない、と言います。それを脇で聞いていた武彦さんが、「照れくさくてそんなこと言えないよ」、と恥ずかしそうに言うと、すかさず、「何で恥ずかしいの、人間でしょ」、とラテン美人のマリアさんが大きな目で睨みました。
 日本語は十分に話せるマリアさんですが、微妙な言い回しが見つからなくスペイン語で話すと、武彦さんが通訳し、それでもぴったりしないときは辞書を手 に、何度もマリアさんと確認し合いながら説明してくれました。分かったつもりになることではなく、分かるまで理解しようと努力する二人の姿は、大げさな言 い方をすれば他民族理解の基礎なのだと思いました。 (聞き手・荒川玲子)
革新懇

革新懇

昨年秋に行われた「ビクトル・ハラ もう一つの9.11」濱田滋郎氏と石橋純氏の対談を思い出しました。ラテンアメリカでは友人を呼んでホームパーティをよくやる、食べ物は乏しくても、お酒と歌はふんだんにあり、みんなで楽しんでいると言っていました。 ▶ 
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