"Threads of Hope" (6) 海外の人びとの心をつかむ Get the interest of overseas people

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(6) 海外の人びとの心をつかむ Get the interest of overseas people

パッチワークに
パッチワークに

スラム街にはパッチワークの製作所が80以上も出来、沢山の作品が作られました。しかし人に見てもらえず、売れなければ努力も無駄になってしまいます。そこでなんとしてもチリ国外にパッチワークを持ちだそうとした人びとがいました。
制作活動責任者ウイニー・リラさんもその一人です。

ウイニー

「私たちはパッチワークを世界中で売ることに力を注ぎました。簡単なことではありませんでした。パッチワークを買おうと言ってくれる外国の人たちはいましたが、それにはまず、パッチワークつくってチリから持ちださなくてはならなかったのです。
税関でパッチワークがひっかかると色々と嘘をついてごまかしました。」

警察
カナダ
マライカ

トロントに住むカナダ人マライカ・アウダギーストさんもチリ国外でパッチワークを売るためにに奔走しました。
「当時パッチワークは余り売れていませんでした。完成したパッチワークがただ積み重ねられていたのです。女性たちはハッとするような物語を懸命にパッチワークに縫いこんでいましたが、売れなかったのです。」

パッチワークに

パッチワークはまるで密輸品のようにこっそりチリから持ちださなくてはなりませんでした。外国人であろうと逮捕される危険があり、マライカさんはチリにいる間に何度も脅迫電話を受けました。しかし、それでも彼女はあきらめませんでした。

展示会
展示会

「カナダの教会、大学、YWCAなどの団体に協力してもらってカナダで大きな展示会を開くことになりました。展示会はマスコミに何度も取り上げられ、ずい分関心が集まりました。もちろんパッチワークもたくさん売れました。」

パッチワークに

チリのパッチワークは海外の人びとの心をつかみました。カナダではいくつかの教会が協力してパッチワークを販売しました。また様々な女性団体が展示会を開いてパッチワークを売り、時には数千ドルもの売り上げがありました。
パッチワークの写真の入った絵葉書も作られました。
チリの情勢はこうして世界に知られるようになり、国際的な関心が高まりました。そして外国政府から独裁政権への批判が増すようになりました。

展示会
展示会

アムネスティ・インターナショナルはチリの人権侵害問題について報告書を作りました。またパッチワークの写真をカレンダーにして世界中に配布しました。

(つづく to be continued)

『パッチワークに願いを込めて ~ピノチェト軍政下・女性たちの闘い~』
"Threads of Hope" produced by CANAMEDIA PRODUCTIONS
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