ロベルタ・バシックさんのお話をお聞きして

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ロベルタ・バシックさんのお話をお聞きして
                      玉木 信子

 二月十六日、チリ出身の活動家であるバシックさんのお話をお聞きし、感動とともにパワーをもらい、参加して本当によかったです。
 地域のうたごえサークルに入り、練習で博光記念館に行くたびに見ていた、アップリケのようでもありパッチワークのような壁掛けが、チリの女性たちの作品だということは聞いてはいましたが、あまり深く考えもせず眺めていました。
 しかし、バシックさんのお話をお聞きし、その壁掛け、アルピジェラは、チリの軍事政権下、夫や息子たちをなくした女性たちが、チリの実態を伝えるために、力を合わせて製作しているものだということを知りました。
 そこには、誰にも平等にふりそそぐ太陽の光が描かれ、自分たちの生活の場である家やアンデスの山なみが描かれ、働く人々らが描かれています。軍事政権下、悲しみや苦難を体験した彼女たちなのに、一枚一枚の色あざやかな布や一針一針には、悲観的なものは感じられず、抑圧に負けまいとする彼女たちの力強さや優しさ、明るさまで感じられるのです。それは、民主主義や自由、平和を願い、人間らしく生きようとする女性たちの連帯する力があるからでしょう。
 最後に、バシックさんといっしょに輪になつて会場のみんなで「ベンセレーモス」(われらは勝利する)と声高らかに歌い、心ひとつになりました。歌いながら、遠くチリの国の女性たちの運動に思いをはせ熱くなってきました。
 今の日本は、民主主義社会とはいえ、憲法九条の問題をはじめ、大震災復興、原発など様々な問題が山積みしています。人間らしく生きることのできる社会を願って、声をあげ、あらゆる人々と連帯して、私なりにがんばつていこうと思わされた一日でした。

(『狼煙』第71号)

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