労 働
港の荷揚作業を終えて
足は黄昏の中を歩いて行った
石と石との街の中を
膝頭の中には北極があった
足は氷であった
ただ頭だけが燃えて
ただ眼だけが燃えて
(『蝋人形』1937年10月号)
港の荷揚作業を終えて
足は黄昏の中を歩いて行った
石と石との街の中を
膝頭の中には北極があった
足は氷であった
ただ頭だけが燃えて
ただ眼だけが燃えて
(『蝋人形』1937年10月号)
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