夢と希望をうたう歌声に感動──映画『ラ・マンチャの男』

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詩人で劇作家のセルバンテスは街の広場で芝居をしていて逮捕される。宗教と教会を揶揄する内容だったからだ。宗教裁判を待つあいだ、城のような大きな牢獄に入れられたが、そこで大勢の囚人に襲われた。牢名主が皆を静め、まずここで裁こうといって裁判を始める。

(検事)詩人は罪なのか?
(セルバンテス)詩人は罪ではない。
(検事)詩人は無意味な言葉で現実を曇らせる。
(セルバンテス)その通り。現実とは人の心を押し込む石牢だ。詩人は想像力で夢を見つけ出すのだ。
(検事)君の罪状は理想家で、つまらぬ詩人で、正直であることだ。有罪だ。

セルバンテスは弁明として芝居を演じることが許され、囚人たちを巻き込んでドン・キホーテの物語が始まる。
夢を追い続けたドン・キホーテは病床に臥すが、希望に目覚めたアルドンサとサンチョ・パンサが訪れる。再び夢に挑戦しようと3人で歌うなか、ドン・キホーテは息絶え、芝居が終わる。アルドンサも囚人たちも夢と理想を呼びかけるセルバンテスの物語に感動し、もはや以前の彼らではなかった。恐怖の宗教裁判に呼びだされるセルバンテスの背に「見果てぬ夢」の大合唱が響き渡るのだった。

 旅に疲れていても 届かぬ星に手を
 どんなに高くても
 求める心を忘れず
 遠く 到達しがたい星に向かおう
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