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立岡宏夫さんが角笛3号、10号を寄贈

ここでは、「立岡宏夫さんが角笛3号、10号を寄贈」 に関する記事を紹介しています。
長野市の立岡宏夫さんがバックナンバーの欠けていた角笛3号、10号を寄贈下さいました。
立岡さんは長野市から三鷹に通って角笛の編集にあたり、精力的に詩論などを執筆して、小熊忠二さんとともに角笛発行に中心的な役割を果たしました。
角笛3号(1952年3月)には谷川雁が「異邦の朝」を書いています。
角笛10号(1954年3月)は松川特集として、不当な松川判決に対する抗議の詩を北条さなえ、田村正也、小熊忠二、斎藤林太郎、佐藤隆男、立岡宏夫、大島博光が書いています。

角笛3号もくじ
わたしの知っている詩人たち  ポール・エリュアール/大島博光訳
    ◯
無力性  高橋玄一郎   
バラの花びらによせる  土谷麓
その中庭  大月俊信
銀ばえとりの歌  関口政男
妻への便り  小熊忠二
異邦の朝  谷川雁
罰   森下陶工
村の夜警小屋  さとう・かずお
路地  立岡宏夫
硫黄島  田村正也
    ◯
──エッセイ──
歴史の踏切板  高橋玄一郎
ぎりぎりのところ  大島博光
    ◯
冬  斉藤林太郎
とらわれ・黒白の期待  井上エシノ
安夫の牛が殺された夜  丹野茂
岡崎附近  西田
こころに告げる歌  関口政男
夜の街で  大島博光
詩誌短評
編集後記・同人・会員規定 
(1952.3.31発行、謄写印刷)

立岡さん
三鷹の家の庭先にて博光、秋光と立岡さん。昭和28年ころ

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