ピエール・ガマラ「わが教え子たちにおくる詩 雪のなかの雀」

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わが教え子たちにおくる詩
             ピーエル・ガマラ/大島博光訳

雪のなかの雀

雪のなかの雀よ、今夜は寒い、
うぐいすもいない、雀よ さよなら
暗い庭で、古い如露(みずまき)は眠っている、
霧のしたで、シルヴェットを待ちながら、

ミッシェルを待ちながら、春を待ちながら、
いつかその如露(みずまき)で 薔薇に水がやられるだろう
古い如露はみぞれの下で眠っている。
林檎の木の洞(うろ)で、大鼠は夢みている。

雪のなかの雀よ、北風の音をお聞き、
月があたり一面を照らしはじめた、
糸杉が風に呻めき、霧が吹き散らされる、
冬はあんまり寒いので、わたしの心も凍えてしまう・・・

<自筆原稿B>
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