ピカソ/エリュアール「平和の顔」

ここでは、「ピカソ/エリュアール「平和の顔」」 に関する記事を紹介しています。
平和の顔

 一九五一年には、有名な『平和の顔』が刊行される。ピカソの石版画──鳩と女の顔をくみあわせた「平和の顔」二十九点シリーズに、エリュアールが二十九編の詩をかいた詩画集である。

 おれは鳩の棲(す)みかをみんな知っている
 いちばん自然な棲みかは人間の頭の中だ
    *
 正義と自由への愛は
 すばらしい果実を生んだ
 けっして腐らない果実を
 なぜならそれは幸福の味がするから
    *
 あんなに長いこと人間は人間を怖(こわ)がらせ
 人間の頭の中にいる鳥たちを怖がらせてきた
    *
 おれの幸福はおれたちの幸福だ
 おれの太陽はおれたちの太陽だ
 おれたちは生活を分かちあう
 空間と時間は万人(みんな)のものだ
     *
 おれたちの歌は平和を呼びかけ
 おれたちの答えは平和のために行動することだ
     *
 平和の殿堂は
 全世界のうえに建つ

<新日本新書『エリュアール』>

平和の顔



関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://oshimahakkou.blog44.fc2.com/tb.php/1506-cafd3033
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック