
島本弘子さんの武蔵野市民文化会館での最後のリサイタル。
1部は赤いワンピースで登場、はじまりは<美しい5月のパリをシャンソンでお届けします>、「5月のパリが好き」「私のパリ」「モンマルトルの丘」「街角」美しいメロディで憧れのパリの雰囲気を味わえて、これぞシャンソンの醍醐味。
「8月のパリ」「悲しみのヴェニス」「カミニート」「メランコリー」はあまりなじみのない曲で新鮮。変わらない澄んだ声と迫力あるバック演奏、見事な照明と演出で弘子シャンソンを堪能できた。
2部では純白の生地にキラキラ光るガラスが無数に縫いこまれた豪華な衣裳。冒頭がクレマンの「さくらんぼの実る頃」、ピアノの伴奏でしみじみと歌い秀逸。ついでアラゴンの「もしもあなたに逢えずにいたら」はおなじみのレパートリー。「リリー・マルレーン」「ドイツから」「マイジョレーヌ」「鶴」・・・と続き、反戦のメッセージを歌った。「愛しかない時」「逝きし魂」に続き、最後に自分の人生を歌っている歌「おお我が人生」「出発─たびだち─」。「ケサラ」を客席と一緒に歌うと会場が一体感で包まれ、感動的なエンディングとなった。
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