静江 随想日記「今年の五月節句は失敗」

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四月三十日
 快晴。子供達は学校へ行く。秋しょうの姿を見ると、もうこんなに大きくなって・・・とつくづく思う。朝選挙をすませてきてから働きはじめる。村越さんのけやきも随分茂ってきてしまった。午前三千、午後五千、働く。大島が二度運搬してくれた。売り終わると、クタクタになって坐り込んでしまう程だった。夜十二時半頃、文学学校から彼が帰る。珍らしく夜のお帰りを迎へてペッティングをしたら、とんだ結末になってしまった。夜半より雨になる。

五月十日 晴 遠足の日
 朋光は日野からのハイキングへ喜んで出かけていった。昨夜、大島と吉祥寺へ行って、すばらしいリュック(659円)を買って来、水筒の皮も私が買ってやったので。中身はおすしとゆで卵を早々作ったのと、クリームキャラメル、ソフトチョコレート、ドロップ、のしいか、バナナ。夜になって大島が買ってきた夏みかん等々・・・秋光も同じものを買って用意しておいたのに昨夜から熱を出し、アスピリンを呑ませたが直らず、休んで寝ている。大島と桃子と、お散歩がてら学校へおことわりに行った。よい五月の天気で、金魚が皆浮いている。太って鮮やかな色。
ここ疲れと忙しさでちっとも日記をつけなかった。昨夜はコンサート。ブラームスのVソナタ第三番─スターン、とメンデルスゾーンのV協、チャイコフスキーの第五をききに行った。
V協が、実によく入ったヴァイオリンがなまの様に美しかった。──スターンの技巧をきいた。ブラームスはやはりよい。終って店へ出ると坊やと主人がブランコのところへ居たので、まあ、遠足なのに、どうして早く寝ないの、と言って急いで自転車に乗せて帰った。
今年の五月節句は失敗した。二日に市場に行って、まだ』早い様な気がして紫しょうぶも全然買わず、アイリスも二円パ位の小さいのを二口位買い、あと並物で、四千円程買ってきた。三日になって考えると、四日の仕入れには間に合わないので、三日又市場に行き、主にさやものと紫しょうぶを買う。

兎に角、ミッちゃん式に、これからは買いすぎない事が大切。

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