『老いたるオルフェの歌』もくじ

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『老いたるオルフェの歌』 もくじ

序 詩
不幸は忍び足で
きみが地獄の岩に
もう思い出でしかないのか
きみはやってきた
きみがやってくると
きみはわたしを連れて行ってくれた
きみは大地を
妻静江を送る
最初の涙
きみはいまごろ
運命はわたしを
宛名はあっても
姐虫はもう
静江の狂人
  愛するとは
  きみの炎は
  わたしの失くした春の
  わたしのなみだを

きみは恋人をなくして
また春が
きみが一歩あるくと

きみといっしょに歩いた道
きみがこの地上に
どこに刻もう
きみのいないうつろな部屋は
きみを失って
地獄のうた
きみはどこにもいた
きみはさっさと
だれもわたしの歌を聞いてくれない
泣いてる男は
あけぼのの方へ
孤独な散歩者
きみはもっていた
灰を撒く
わたしは狂ってしまった
一九九三年二月九日
生と死が地つづきの
往生ぎわのわるい男は
きみとわたしは
愛の弁証法
きみのいない時間と空間のなかに
わが地獄の季節
わたしの不運は
もう行き暮れて
静江の希い
墓碑銘1
墓碑銘2
最後のうた
もしもわたしに
わたしは眠ろう きみといっしょ
わたしはそこに壮大な未来を見た
あとがき

宝文館出版 1995年2月9日 初版

老いたるオルフェの


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