「赤い歌」と題して今日の東京新聞のコラムで、中国の歌「血染的風采」について書いている。
この歌は80年代の中越国境紛争で生き残った兵士が作った曲で、「自衛抗戦曲」として広く知られ、89年の天安門広場に集まった若者の間でも歌われた。民主化を求めた彼らはまだ「赤い」共産党を信じ、国のために身を捧げようという覚悟をそこに重ね合わせたのだったという。しかし天安門事件のあと、この歌も微妙な立場に置かれ、歌われなくなった。著者のふるまいよしこ氏(北京在住フリーライター)も香港などで同事件を記念する場でしか聴いたことがないという。
この歌は80年代の中越国境紛争で生き残った兵士が作った曲で、「自衛抗戦曲」として広く知られ、89年の天安門広場に集まった若者の間でも歌われた。民主化を求めた彼らはまだ「赤い」共産党を信じ、国のために身を捧げようという覚悟をそこに重ね合わせたのだったという。しかし天安門事件のあと、この歌も微妙な立場に置かれ、歌われなくなった。著者のふるまいよしこ氏(北京在住フリーライター)も香港などで同事件を記念する場でしか聴いたことがないという。
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