fc2ブログ

小さな禿鷹たち(ポン・ヌフの橋の上)

ここでは、「小さな禿鷹たち(ポン・ヌフの橋の上)」 に関する記事を紹介しています。
小さな禿鷹たち

二羽の小さな禿鷹が
さっと飛んできて
わたしの肝臓ならぬ
弱い心臓を啄んだ
年老いたわたしを
プロメテとまちがえて

ポン・ヌフの橋の上

(大島博光全詩集・ヨーロッパ詩集)

博光が ポン・ヌフの橋の上を散歩していたらジプシーの少女がつむじ風のように舞いながら近づいてきて、あっという間に財布をすられたそうです。本人にとってショックだったエピソードですが、ちょとしゃれた詩に昇華しました。

アラゴンの「ポン・ヌーフの橋の上で私は出合った」という詩も訳しています
関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://oshimahakkou.blog44.fc2.com/tb.php/101-b9ca15cc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック