千曲川

大島博光記念館へようこそ。
長野詩人会議が中心となって建設運動をすすめ、2008年7月にオープンしました。
愛と抵抗を歌った博光の詩の世界にふれていただけます。


神代植物公園

神代植物公園は開園して50周年にあたり、10月20日に記念イベントをしたそうです。
三鷹の家から2-3Kmほどなので家族でよく行きました。いちばん忘れられないセピア色の思い出があります。子供たちが小学校に入るまえの頃のことです。

<神代植物公園>
 ある夏の夕暮れ、家族みんなで神代植物公園へ散歩に出かけた。大人の背たけほどの苗木が続く林に出た。その細い木々にはアブラゼミが信じられないくらいたくさんとまっていて、素手で簡単につかまえられた。金色の夕日に包まれて、夢中でセミを追う僕たちとお父さん、お母さん。夢のような恍惚の情景をいつまでも忘れられない。
(大島朋光「母の思い出」─追悼文集『大島静江を偲んで』)

セミの思い出は昭和26年頃のことなので、神代植物公園が昭和32年に開園する前の、東京の街路樹を育てるための苗圃だった時期になります。あの苗木は枝葉の少ないイチョウの苗のようでした。成長して甲州街道や神宮外苑を彩ってきたのかもしれません。